7 催事 肌感で楽しむ

大相撲名古屋場所の初日

テレビ桟敷と大違い ぶつかり音 崩れ落ち

 (愛知県体育館)

 昨年に続いて2度目の観戦。昨年は高見盛が朝青龍を押し出して勝ち、座布団が乱舞した。ぼくも妻も、一緒に行った友人夫妻も投げた。

<▲チケット>

 さてことしはもっと良い席がとれた。向正面の6列目の真ん中。真正面の向かい側には、解説席に舞の海の顔も見えた。ところどころに着物姿のきれいどころがいて、現場のざわざわした桟敷席によく似あっている。

 とにかくテレビで観るのとは大違い。力士の体の大きさはもちろん、あの肌の張りや艶は見事である。

 すさまじいのは、立ち合いの後にふたりの体や頭がぶつかりあうときの音の激しさだ。土俵際でもつれあって崩れ落ちるときのアクロバチックな動きにもどきどきする。

 けがやサポーターは力士につきものだけれど、よくあれたけのケガでとどまっているなあと感心する。

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