2 小説 物語に浸る 浅田次郎『椿山課長の7日間』 2005年10月16日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 現実と河岸 涙と笑い 縦横無尽に (朝日文庫、初刊は2002年) 3年ほど前に朝日新聞に連載された小説の文庫版である。さすが浅田次郎だ。笑わせて、泣かせて、またす …
2 小説 物語に浸る 宮部みゆき『日暮らし』 2005年10月10日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 頭も要領もいい美少年が活躍 後半は違和感 (講談社、初刊は2004年12月) 平四郎という小役人はナマケモノか否か。弓之助という少年は、類まれなる美少年で頭も要領 …
2 小説 物語に浸る なかにし礼『夜盗』 2005年10月2日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 女の性(さが)への憧憬 奇妙なふたりの恋 (角川文庫、初刊は2003年) ノビ、忍び強盗。それも外国人宅が専門…。その事件にかかわる刑事と孤児院育ちのマリ …
5 映画 銀幕に酔う 米映画『アビエイター』 2005年9月24日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 波乱万象と混沌 生きざまを昇華できたか (マーティン・スコセッシ監督、日本公開2005年3月) 昨年のアカデミー賞で最多11部門にノミネートされた話題作。ディカプ …
2 小説 物語に浸る 横山秀夫『動機』 2005年9月20日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 4編とも巧みなストーリー展開 (文春文庫、初刊は200年10月) 期待に背かない面白さだった。ぼくは短編という形式はどちらかというと遠慮したい方だが、この作品に収 …
2 小説 物語に浸る 真保祐一『ストロボ』 2005年9月17日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 50代から学生時代へ遡っていく (新潮文庫、初刊は2000年4月) 久しぶりの真保裕一である。 カメラマンのプロ意識に男女の機微を交えて、50 …
4 評論 時代を考える 佐藤卓己『8月15日の神話』 2005年9月10日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 敗戦 → 玉音・終戦 → お盆・慰霊・甲子園 (ちくま新書、2005年7月) 副題は「終戦記念日のメディア」である。ぼくには新鮮な切り口だ。いままで問題視もせずに …
4 評論 時代を考える 柳田邦男『壊れる日本人』 2005年8月12日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 ネット依存への警告 識字文化の危機 (新潮社、2005年4月) メーンタイトルもそのものずばりだが、副題も真正面から「ケータイ・ネット依存症への告別」ときた。こ …
9 名古屋 地元を旅する 寄稿:「幻の五輪」が生んだ「元気ナゴヤ」 2005年7月10日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 ソウルに完敗 屈辱バネに 「空港・万博」を誘致 (日本経済研究所「日経研月報」2005年7月号) (注) 中日新聞社名古屋編集局の経済部長だった2005年、日本 …
2 小説 物語に浸る 浅田次郎編『見上げれば星は天に満ちて』 2005年6月18日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 名人の筆に仰天 濃厚で重厚 華麗で流麗 (文春文庫、2005年5月) この長いタイトルの本、「浅田次郎編」でなければ手にも取っていなかっただろう。彼が選ぶ日本の名 …