2 小説 物語に浸る 祖父→父→孫 奉行3代の葛藤…砂原浩太朗『霜月記 そうげつき』 2023年8月17日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 花と鳥 旬の肴 移ろいも艶やかに (講談社、2023年7月発刊) 架空の神山藩を舞台にした時代小説の第3弾、こんどは …
2 小説 物語に浸る ついに完結 剣術親子の61巻 佐伯泰英『居眠り磐音』『 空也十番勝負』 2023年5月14日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 絵本めでるごとく 夢想と追走の11年 (文春文庫、2023年5月10日発刊) 若き剣術家の武者修行を描く佐伯泰英『空也十番 …
2 小説 物語に浸る 覚醒する三男坊…砂原浩太朗『黛家の兄弟』 2022年6月13日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 端正な文章 巧みな伏線 前作に磨き (講談社、2022年1月) 前作の『高瀬庄左衛門御留書』から1年、待望の新作も舞台は神山藩だ。主人公は筆頭家老の三男坊 …
2 小説 物語に浸る 砂原浩太朗『高瀬庄左衛門御留書』 2021年11月22日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 村回りの絵筆 老武士の実直 美しきオマージュ (講談社、2021年1月) 村回りのやもめ老武士、高瀬庄左衛門はひとり息子をとつぜん失い、藩の騒動にまき …
2 小説 物語に浸る 西條奈可『心淋し川』 2021年6月2日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 鬱屈と哀歓 寂寥を越えて (集英社、2020年9月刊) 江戸の片隅、「心(うら)」の名が頭にある、どぶ川と貧乏長屋を舞台に六編の連作が収められている。どの女の鬱屈 …
2 小説 物語に浸る 藤沢周平『秘太刀馬の骨』(再読) 2019年7月22日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 切れ味と度胸 鮮やかすぎる (文春文庫、初刊は1992年) ぼくにとっては藤沢作品の中でももっとも好きな作品のひとつだ。剣術ものの中でも「剣の道」の精神があふれて …
2 小説 物語に浸る 藤沢周平『三屋清左衛門残日録』 2019年6月30日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 老境のこころ洗われ ほんろうもされ (文春文庫、初刊は1989年) 67歳になった直後の読み直しだったから、深い愉しみを伴った。 筋だけでなく、細 …
2 小説 物語に浸る 藤沢周平『雪明かり』 2019年6月10日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 弱さ 憎しみ 妬み…最後はしんみり (講談社文庫、初刊は1979年) 葉室麟と藤沢周平を交互に読んできて、同じ時代小説でも、藤沢はまったく異次元の小説世界に達して …
2 小説 物語に浸る 藤沢周平『龍を見た男』 2017年2月5日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 切り取られた運と欲 どの短編も完璧 (新潮文庫、初刊は1983年8月) 1983(昭和58)年に書かれた短編集だ。ぼくが富山支局で記者生活を始めて5年ほどたったころ …
2 小説 物語に浸る 藤沢周平『消えた女』『麦屋町昼下がり』 2016年4月24日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 しがらみ 義理 とらわれ気分に浸る (新潮文庫、初刊1979年 / 文春、初刊1989年) 久しぶりの藤沢周平である。 ■『消えた女』…文章にまだ硬さ …