5 映画 銀幕に酔う

邦画『サイドウェイズ』

ナパバレー 人生の寄り道 大人の青春

 (チェリン・グラック監督、2009年10月、DVD)

 かつて観た米映画『Sideways』(2004年公開)の日本版リメイク。幼なじみの中年男ふたりが米西海岸でワインツアーにでるという設定は踏襲し、男女4人を大日方文世、生瀬勝久、菊池凛子、鈴木京香が演じている。

(▲自宅の米国版DVD)

 大日方と生瀬が「幼なじみ、さえない40代」のてんやわんやを、実にうまく演じている。それも、のびのびと軽妙に。舞台とロケがワイン産地のナパバレーということもあるのだろう。観ているぼくも「日本の日常から遠く離れた、大人の青春物語、人生の寄り道」に没入できた。

 それにしても映画に出てくるナパバレーのワインめぐりは魅力的だなあ。米映画やこの映画を観てから「寄り道」に出かけた中高年日本人は多いのではないだろうか。

 ぼくと妻も元気なうちに訪れる機会があるだろうか。行くとすれば、ツアーがあるのだろうか。それより複数でレンタカーを借りる方が自由度があって楽しそうだ、ワインを試飲しながら回るのだから、その日の運転者役を決めておいて…。いや、いっそ運転手つきをハイヤーした方がベターかも…。妄想は膨らみ、ワインが飲みたくなってくる。

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