7 催事 肌感で楽しむ

トヨタ・マスター・プレイヤーズ、ウィーン

 (愛知県芸術劇場コンサートホール)

 欧州クラシック音楽の香り、豊かさを堪能した。確かな音とテクニック、バランス、完成されたハーモニー…。いい演奏を生で聴いてる、という手応えをひさしぶりに味わえた。

<▲パンフから>

 31人の室内オーケストラ。ウィーンフィル、ウィーン国立歌劇場のメンバーとその仲間たちだという。

 演目はすべてベートーベンだった。冒頭の『エグモント』序曲と、『英雄』第二楽章は聴いたことがあった。恥ずかしながら、ほかの曲は初めてのように思えたけれど、隙がなく分厚い演奏だったから、最後までうっとりと聞きほれることができた。

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