2 小説 物語に浸る 浅田次郎『降霊会の夜』 2014年9月20日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 五輪 学園 霊になって知る実相 (朝日文庫、初刊は2012年3月) 浅田次郎にハズレはない。この本はそれをまた確認させてくれた。 山荘暮らし …
2 小説 物語に浸る 小池真理子『無花果の森』 2014年7月6日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 逃れた岐阜 訳あり男女 円熟の筆致 (新潮文庫、初刊は2011年6月) もとは日本経済新聞の最終面の連載小説だった。主人公がDV夫から逃れてきた町が岐阜県に …
2 小説 物語に浸る 村上春樹訳『ロング・グッドバイ』 2014年6月25日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 「建て替え」の新訳 ますます細部を饒舌に (レイモンド・チャンドラー原作、ハヤカワ文庫、初刊2007年3月) たくさんのことをしゃべったり、書きたくなる本であ …
2 小説 物語に浸る 池波正太郎『剣客商売 3-16』 2014年6月19日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 蕎麦屋でちょっと一杯 夢想の愉しみ (新潮文庫、最終巻は1989年10月) ついにというか、やっとというか、シリーズ最終巻までたどりついた。 実は …
2 小説 物語に浸る 池波正太郎『剣客商売1・2』 2014年3月25日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 還暦の剣豪と二十歳娘 こんな夫婦が主役とは (新潮文庫、初刊は1973年) 驚きである。こんな魅惑的な小説が昔からあったなんて。 なんといった …
2 小説 物語に浸る 葉室麟『川あかり』 2014年3月12日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 こんな男 いたらすぐ好きになる (双葉文庫、初刊は2011年1月) 最近読んだ3作『蜩ノ記』『花や散るらん』『いのちなりけり』に比べると、うんとタッチが明るい。 …
2 小説 物語に浸る 藤沢周平『橋ものがたり』 2014年3月10日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 ひとの美と心は不変 江戸の橋を舞台に (新潮文庫、初刊は1980年4月) 最後のページに、この作品が最初に世に出たのは昭和55年とある。ぼくが新聞社に入った2年 …
2 小説 物語に浸る 逢坂剛『鵟(のすり)の巣』 2014年2月28日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 第5弾には百舌は出ず 新展開に期待したが (集英社文庫、初刊2002年6月) 筆者の百舌シリーズは、バンコクへ赴任する前に夢中になった。この作品は第5弾。前か …
2 小説 物語に浸る 池井戸潤『下町ロケット』 2014年2月15日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 実現への道のりにひねり エンタメ系企業小説 (小学館文庫、初刊は2010年11月) 2011年上半期の直木賞受賞作。半沢直樹のテレビドラマを通して、池井戸ワール …
2 小説 物語に浸る 葉室麟『いのちなりけり』 2014年1月26日 danchan https://blogolfer-danchan.com/wp-content/uploads/固定ページ用画像/201023-2-サイトロゴミニ修正2 横長.png 団野誠ブログ 「晴球雨読」 武骨だけれど純な男の物語 (文春文庫、初刊は2008年8月) 蔵人と咲弥という主人公夫婦の成り立ちがやっとわかった。というのも続編であるシリーズ第2編の『花や散る …