

ラウンドは55回 平均スコア悪化「85」
年の瀬の12月28日、所属するゴルフ倶楽部のコンペに参加し、2025年の「するゴルフ」を終えた。この1年も3日に1度はコースへでかけ、週に1回はラウンドも楽しんだ。ただ平均スコアは85.0と退職後の5年ではもっとも悪く、公式競技の全国切符はつかめなかった。来年は74歳になるけれど、こころが求め体もいうことをきいてくれるなら、白球との戯れをもっと楽しみたい。
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■コース通い128回 練習のみは73回
ぼくはことしも、ラウンドしなくてもゴルフ場に通った。その数は128回だった。そのうち半分強の73回は「練習のみ」で帰宅した。残りの55回は、早朝練習のあとにフェアウェーに出て、ラウンドも楽しんだ。
| 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | |
| ゴルフ場回数 | 128 | 147 | 154 | 153 | 137 |
| (内訳) | |||||
| 練習のみで帰宅 | 73 | 87 | 91 | 89 | 75 |
| ラウンドも | 55 | 60 | 63 | 64 | 62 |
過去3年と比べると、練習のみも、ラウンドも、回数が少し減った。10月上旬に賢島CCであった中部グランドシニア選手権で、2日目に崩れてしまい全国大会出場を逃したのが大きかった。がっかりし、しばらくクラブを握る気にならなかったのだ。
■訪れたゴルフ場は13コース
ラウンドから帰宅すると、ゴルフダイジェストオンライン(GDO)のマイサイトにアクセスし、スコアを記入する―。この習慣はことしも続けた。ホールごとにティーショットの番手や落下地点、パット数を書き入れていく。

そのGDOサイトで確認すると、ラウンドしたのは13のコースだった。うち3分の2は、所属する東名古屋が占めた。
所属コースの次には、公式競技の会場が多い。さなげ、近鉄賢島、名古屋港、緑が丘、森林公園の5コースだ。
ほかのコースは、高校の同級生や記者仲間たちと訪れた。信楽は、尊敬するゴルフ作家Yさんとの年1回の懇親ラウンドだった。来年も再来年も続いてほしい。
練習のみで帰宅したゴルフ場は、東名古屋か、愛知カンツリー倶楽部のどちらかだった。東名古屋は会員なので練習だけでもお風呂に入れる。愛知はコースを井上誠一が設計した名門で、練習場は会員外にも開放していて、車で10分と近い。
■スコアもパットも悪化

GDOのマイサイトは各種のスタッツもはじき出してくれる。スタッツというのはstats、英語のstatistics(統計)の略だ。
平均スコアは「85.0」と、5年前にリタイアしてからもっとも悪かった。ワーストの「101」が象徴的だ。所属コースのグランドシニア選手権の2日目に3OBなどミスを連発したのだ。100を越えたのがいつ以来なのか、記憶がない。惨めで屈辱的だった。でもこれもゴルフ、受け入れるしかない。
| 2025 | 2024 | 2023 | 2022 | 2021 | |
| 平均スコア | 85.0 | 83.6 | 84.1 | 83.8 | 84.9 |
| 平均パット数 | 30.9 | 29.8 | 31.6 | 31.6 | 29.8 |
| FWキープ率% | 53.9 | 53.7 | 56.4 | 50.4 | 49.6 |
| パーオン率 % | 22.6 | 24.9 | 27.3 | 27.7 | 14.4 |
| OB発生率 % | 2.7 | 3.4 | 1.9 | 2.9 | 6.7 |

ぼくがもっと気になるのは「OB発生率」だ。「OBが発生したホールの割合」である。ぼくの「2.7%」は、2ラウンド(36ホール)に1回、どこかのホールでOBを打った、という計算になる。
実感もその通りだ。しかも大事な局面で出た。ティーショットをひっかけて左へ、あるいは、バンカーからホームラン…。つらい記憶がよみがえる。
パーオン率が下がってきているのも気になる。ドライバーの飛距離が落ちてきたのと、足腰に粘りがなくなる後半に上半身だけで打ちにいってしまい、グリーンを外すことが増えてきている。
■公式競技 全国またも届かず
ことしの公式競技は、70歳以上が競うグランドシニア部門に絞って出た。主催団体は日本パブリックゴルフ協会(PGS)と中部ゴルフ連盟(CGA)のふたつ。

結果は表の通り、ことしも県予選は通過できたものの、中部の壁を越えられなかった。2大会の体験記をこのHP「晴球雨読」にアップしている。自分でつけた見出しも掲げると―。
PGS グランドシニアア選手権中部大会(4月23・24日、森林公園)
10度目も全国は遠かった 痛恨!OBを3発も
幸運の繰り上げ 2日であと4打
CGA 中部グランドシニア選手権(10月8・9日、賢島CC)
賢島でも「全国」遠く またOBで自滅
初日の幸運3バーディー生かせず
■こころが欲し 体が動くなら

2026年もこの2大会には挑戦するつもりだ。こころがそれを欲し、からだが動いてくれるならば―。
焦点は、勝負どころになる中部決勝2日目に、いかに平常心を保つかだろう。さらに絞り込むなら、2日目後半9ホールのティーショットを、自分のリズムで打つことができるか―。
そのためには年明けからコースにもっと通い、練習をさらに重ね、競技への参加を増やしてみよう。壁はきっと越えられる、と信じて―。
