7 催事 肌感で楽しむ

シルク・ド・ソレイユ『ダイハツ・オーヴォ』

全体にストーリー 大人のショー

 (名古屋ビッグトップ)

 サーカスだけど木下やボリショイとは大違い。実際の動物は出なかった。しかしショー全体を通して流れるストーリーがある。

(▲ パンフレット)

 劇団四季『ライオンキング』に曲芸(ブランコ、綱渡り、トランポリン)を加えた感じといえばいいだろうか。ダンスも多彩だ。

 いちばん見応えがあったのは、フィナーレのパフォーマンスだった。舞台奥に高さ7-8mの壁がしつらえてあり、突起がついている。特設ステージにはT字型のトランポリンが登場。演技者がリズミカルに飛び跳ねながら壁にとりついていく様は、映画『スパイダーマン』を観ているようだった。

 十分に楽しめた。子どもより大人のほうが、笑ったりハラハラできるかもしれない。

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