1か月の長丁場 無欲と経験がくれたご褒美
(2019年11月3日、10日、17日、24日)
所属する名古屋ゴルフ倶楽部和合コースで2019年11月、恒例のクラブ競技「シニアチャンピオン」が実施され、幸いにも優勝できた。
シニア競技には年齢60歳以上のメンバーが参加できる。ことしは21人がエントリーした。競技は11月の日曜日ごとに4回にわたって行われた。
- 3日/予選 27ホールのストローク戦で行われ、ぼくは41、39、39と手堅くまとめることができてトップで通過できた。
- 10日/準々決勝 18ホールマッチプレー。最終ホールまでもつれ、1UPでかろうじて勝てた
- 17日/準決勝 18ホールのマッチプレー。15ホール目に4-3で勝ち、決勝に進むことができた。
- 24日/決勝 27ホールの長丁場マッチプレー。25ホール目の7番パー3を取ることができて3-2で決着し、優勝できた。
ぼくは和合では加入からまだ3年の「新参者」なのに、年はくっていて67歳である。いわゆるシニアルーキーとなった「60歳の若手実力者たち」よりうんと年上だし、昨年は準決勝で敗退していたので、この結果はまったく予想も期待もしていなかった。そうした無欲と、加齢にともなう経験がもたらしてくれたご褒美だったように思う。
倶楽部の会報に優勝者あいさつ文を依頼され下の文章を寄稿した。
【会報2020年冬号への寄稿文】
この倶楽部に入れていただいて3年、毎週末に訪れ、芝や砂場を舞台に白球と戯れることを極上の愉しみにしてきました。いたるところに罠が潜み、先達者たちの悔恨と快心の思いがしみ込んでいるのを感じています。
しかも林間の緑の上で棒を振り上げる際には、都会のざわめきが聞こえ、時にはこどもたちの歓声が耳をくすぐってきます。こんなぜいたくがあっていいのかと、球打ちの至福をかみしめてきました。
やっかいで奥深いこの球技にとりつかれて34年になりますが、熱は高じるばかりです。倶楽部の皆さん、懲りない男にこれからもおつきあいください。
(平成29年7月20日入会、67歳)
(2020年9月26日追加) ぼくは2020年6月末に新聞社を退職したのに伴い、和合の会員も退いた。在籍期間はちょうど3年だった。