4 評論 時代を考える

なぜ退屈するのか 1万年来の問題に挑む哲学書…國分功一郎『暇と退屈の倫理学』

2024年5月7日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
先人の叡智集め 難解だけど面白い  とぼけた主題だなあ、ぼくのような遊休老人への指南書かもしれない—。この本の題名を初めて見 …
1 ゴルフ 白球と戯れる

面白すぎる球戯の奥義 アマとプロが言葉だけで迫る…本條強『ゴルフ白熱教室』

2024年3月12日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
スイングに正解なし 楽しんで自分リズムを  面白すぎる球戯、ゴルフの超まじめ技術本である。写真も図解もなく、ただ言葉だけでアドレス …
4 評論 時代を考える

まちがい認めあい 日本を変えていこう 成熟社会への処方箋…東浩紀『訂正する力』

2024年2月27日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
保守vsリベラルに「対話を」 老いも肯定  東浩紀氏は難解な著作が多いと思い手を出せずにきたけれど、わかりやすい題名に誘われ …
2 小説 物語に浸る

これぞ京都 イマドキ若者に歴史からエール…万城目学『八月の御所グラウンド』

2024年2月22日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
高校駅伝と草野球 リアルとファンタジー  最新の直木賞・芥川賞3作が1月中旬に発表され、どれを読むか迷った末にこの小説を選んだ。物語 …
1 ゴルフ 白球と戯れる

不正 災い 至福  フェアウエーさまよう心模様…江上剛『小説 ゴルフ人間図鑑』

2024年2月7日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
えぐりだされる本性 想わぬ結末の8話  この球戯は、怖い。耳元で邪悪な誘惑をささやきかけると思えば、信じられないミスを連発す …
2 小説 物語に浸る

いま住んでる街が小説の舞台に…宮野入羅針『八事の町にもやさしい雪は降るのだ』

2024年1月24日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
八事生まれの幼なじみ 熱情とすれ違い  名古屋にきて53年、八事に住んで35年になる。東京や京都ならともかく、いま暮らす街が小説の舞 …
1 ゴルフ 白球と戯れる

週に3日はコースへ うち2回は「練習だけ」…ぼくの「する」ゴルフ2024

2024年12月30日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
エージシュート達成 でも「全国」届かず  年の瀬の12月27日、所属する東名古屋カントリークラブへ行き、ことしの最終ラウンドを楽しん …
1 ゴルフ 白球と戯れる

松林に囲まれ 水面に誘われ 開場64年の桑名CC…「井上誠一」巡礼記7

2024年12月6日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
にじむ歳月 漂うらしさ  名匠・井上誠一がコース設計した桑名カントリー倶楽部は、1960年の開場から64年の時を刻んできた。ひさしぶ …
1 ゴルフ 白球と戯れる

屈曲フェアウエー 風雪にじむ松 後期傑作・ 南山CC…「井上誠一」巡礼記6

2024年6月21日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
自然美と戦略性 贅沢な時間  コース設計の名匠・井上誠一の後期の代表作、南山カントリークラブ(愛知県豊田市)が公式競技の会場になり …
1 ゴルフ 白球と戯れる

面白すぎる球戯の奥義 アマとプロが言葉だけで迫る…本條強『ゴルフ白熱教室』

2024年3月12日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
スイングに正解なし 楽しんで自分リズムを  面白すぎる球戯、ゴルフの超まじめ技術本である。写真も図解もなく、ただ言葉だけでアドレス …
5 映画 銀幕に酔う

「孤高の画家」モッくん熱演 荒々しい油絵も主役…邦画『海の沈黙』

2024年12月2日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
贋作騒動に浮かぶ「美の本質」  倉本聰(89)が脚本をてがけた映画『海の沈黙』を28日に観た。「本物と贋作」という画布に「美の本質は …
2 小説 物語に浸る

囲碁の黒白 武士の矜持  日本風情の深遠…小説から映画へ『碁盤斬り』

2024年6月1日
団野誠ブログ 「晴球雨読」
草彅の澄んだ目 得体しれぬ情感  ぼくは「囲碁」に淡い憧れを抱きつつも経験しないまま古稀になった。けれどこの小説と映画で、「黒白と静 …